予防歯科

生涯を通じて健康な歯でいるために

「予防歯科」という診療科目をご存じですか? 予防歯科は虫歯や歯周病などになる前の予防に重点を置き、ご自身の歯の健康を保ち、一生使い続けることを目的とした診療です。
欧米ではすでに常識となっており、近年日本でも注目されています。

予防歯科ってどんなことをするの?

入れ歯やインプラントなどの技術が進んだとはいえ、ご自身の歯に勝るものはありません。予防歯科の基本は、虫歯や歯周病などのトラブルから歯を守ることです。

そこで大切なのが歯科医院での定期検診やメンテナンス。歯並びのチェックや唾液検査などで歯の状態を把握し、PMTC(歯のクリーニング)、フッ素塗布、歯みがき指導などを行います。歯科医師や歯科衛生士と一緒に、お口の健康づくりをしていきましよう。

唾液を調べることで虫歯にかかりやすいタイプなのかどうかを判定します。どんな予防歯科治療が必要なのかを判断するのに必要な検査です。
検査費用 自費4,000円(税込み/要予約)

PMTCとは「プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング」の略です。毎日念入りに歯みがきをしていても、磨き残しはあります。特に、歯の間や歯と歯茎の境目の汚れなどは磨き残しが出やすく、虫歯や歯周病の原因となります。そうした汚れを、歯科医院専用の機械を使って落とします。ジェット水流でグリシンパウダーを噴射して着色を落とす施術も取り入れております。

フッ素には以下の効果があります

  1. 歯のエナメル質の修復を促進する
  2. 歯の質を強化する
  3. 虫歯を引き起こす細菌の力を弱め、酸の生成を抑える

定期的にフッ素を歯の表面に塗ることは、虫歯予防にとても効果的です。フッ化物塗布は、子供だけでなく成人にも効果があることが知られています。

予防歯科治療をより効果的にするには、日々の歯みがきが大切です。そのための歯ブラシの選び方、持ち方、力の入れ方など、患者さんのお口の状態に合った歯みがき方法をレクチャーします。

赤ちゃんからシニアまで! みんなで予防歯科

お口の中の状態は人それぞれ。患者さんの歯の状況や年齢に合わせた予防歯科と治療をすることが大切です。

妊娠中はホルモンバランスが変化し、歯茎の腫れや出血、歯周病などの症状が出やすくなります。また、つわりで歯みがきが思うようにできず、虫歯になる可能性も高くなります。

お母さんに虫歯があると、生まれてきた赤ちゃんに虫歯菌を移してしまう可能性も高くなります。ご自身だけでなく赤ちゃんのためにも、安定期に入ったら歯科医院で適切な予防歯科や治療をしていきましょう。

より詳しい妊娠中の虫歯やつわり時の対処法は下記ページをご覧ください。

母乳やミルクから離乳食への移行、乳歯がはえてくるなど、月齢によって乳幼児のお口の中は変化していきます。お子さんのお口の状況に応じた歯みがきの方法、適切な飲食の習慣、哺乳瓶の使用やおしゃぶりに関する指導などを行います。

口腔内の清掃やフッ素の塗布、虫歯になりやすい環境になっていないかなどの定期的な検査も行います。乳幼児から歯科医院に通うことで、その後の歯の治療への恐怖心も軽減されます。

より詳しいお子さんの虫歯や予防、小児歯科と取り組みについては下記ページをご覧ください。

乳歯が生え始める生後6ヶ月から、歯並びが完成する16歳くらいまでの期間は、歯の健康にとって非常に大切な時期です。この期間はお口の中の状況がどんどん変化していくため、歯科医院での定期的な検診はとても重要になってきます。

虫歯の有無はもちろん、不正咬合を誘発する因子がないかなど、歯並びに関するチェックも大事です。

患者さんに適した食生活指導、歯みがき指導も行い、必要に応じてフッ素塗布、シーラントなどの予防処置もいたします。

虫歯の原因となる歯の細く深い溝を歯科用レジン(プラスチック)で埋めて、その部分の虫歯の予防をします。 奥歯など歯ブラシが届きにくい場所に有効です。

より詳しいお子さんの虫歯や予防、小児歯科と取り組みについては下記ページをご覧ください。

勉強中にお菓子をつまんだり、家以外で友人との外食を楽しみはじめる時期になると、食事回数も増えていきます。それに伴って虫歯になりやすい時期でもありますので、注意が必要です。

この時期は歯茎が腫れたり、歯茎から出血がある「思春期性歯肉炎」が起こりやすく、虫歯のリスクも高まります。部活や習いごと、受験勉強などで忙しい時期ではありますが、そんな時だからこそ歯の健康がおろそかになってしまいがちです。意識的なホームケアと歯科検診も欠かさず行いましょう。

日本では成人の8割が歯周病にかかっているか、その予備軍だといわれています。歯周病は30代から始まることが多く、自分では気づかないうちに症状が進行します。根元虫歯(根面う蝕)などの虫歯はもちろん、歯周病で歯を失うことがないよう、予防歯科治療は非常に大切です。

より詳しい大人の虫歯や予防、歯周病については下記ページをご覧ください。

年齢を重ねていくと体にも様々な変化が表れます。どれだけ気をつけていても歯茎が痩せてきたり、唾液の分泌量も減少してくるため、虫歯になりやすい口腔環境へと変わっていきます。歯の状態によって食べられる物が限られてくると、偏った食生活による栄養不足になることもあります。

虫歯や歯周病を放置していると、脳梗塞や心筋梗塞になる危険性が高まるとも言われています。健康のためにも積極的な予防歯科を大事にしましょう。

より詳しい大人の虫歯や予防、歯周病については下記ページをご覧ください。

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